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化粧品のからくり

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化粧品のからくり

UTP社のフェイスブック記事をシェアします。
毎度のことながらやや難解(^^;)
少し加筆修正し、途中で私の解説も入れます。
原文を読みたい方は、UTPホームページのフェイスブックから入れます。

「現在の化粧品市場の宣伝方法や営業方法には「消費者が混乱してしまうのでは?」と思われる表現が多い為、
化粧品製造販売元であるUTPがあえて化粧品のカラクリを投稿する事で、
少しでも良い化粧品会社を見極めていただければと思います。

今回は「原料」のカラクリをお伝えさせていただきます。

ちまたでは、「ヒアルロン酸100%美容液」とか「コラーゲンのみを使用」
という様な表現を使って商品を販売している会社が見受けられます。

弊社の化粧品工場ではOEM化粧品も受託していますので、原料から仕入れをしておりますが、
一般的なヒアルロン酸やコラーゲンは原料の段階で「エキス状」になっているので濃度が100%ではありません。
※一部パウダー状の原料もあります。
※臍帯エキスは別です。

例えば・・
一般的なヒアルロン酸の原料は、
「ヒアルロン酸:1%、水:98.2%、フェノキシエタノール:0.8%」の配合割合です。
このほとんどが水でヒアルロン酸が1%のものが「ヒアルロン酸原料」と呼ばれております。

また、コラーゲン原料は、全体量の0.3%がコラーゲンで、残りは水と防腐剤です。
これがコラーゲン原料と呼ばれております。
※あくまでも代表的な例ですのでご注意下さい。

もうお分かりいただけたかと思いますが、原料をそのまま瓶に詰めたとしても、ヒアルロン酸100%ではなく、
「ヒアルロン酸1%美容液」であり、「コラーゲン0.3%美容液」です。」

◆解説入ります。
おわかりいただけていない方がいらっしゃる予感がしました(^^)

つまり、ヒアルロン酸100%美容液とかコラーゲン100%美容液と書かれていても
本当に中身が全部ヒアルロン酸じゃないですよ。ということです。

実際は1%くらい。
あとはお水と防腐剤です(これは一般的なお話で例外ありです。お水が必要な理由は後述します)
コラーゲンだと0.3%くらい。
「100%すごーい!」と思ってしまう、真実は100%全部ではないので表現にとらわれないで下さいね、ということです。

「本当は100%じゃないんですよ」とわざわざ言う会社はありません。
正直すぎる会社ですよね。
というところが「敢えて投稿します」という言葉に含まれています。

UTPは何も自慢していないので、私が補足しておきます。
この1%だったり0.3%だったりの原料の部分が、
どれだけ良質で高濃度のものを使用しているかがポイントです。
UTPはかなり優秀なものを使用していますよ(^^)

ちょっと寄り道話。
原料とか、原液とか出てきて混乱すると思います。

原料は粉末状と思って下さい。
そのままでは美容「液」になりませんよね?
これを溶かす為に必要なのが「水」
原料1%+水というのは、そういう意味です。
で、混ぜた液体が「原液」という言葉になります。

と書きましたが、これも例外あり。
液体になった状態でも「原料」と呼ぶこともあるので、
私も「つまりこれは何?」と考え込んでしまうことが多々あります。
もう本当に真実を見つけるのは大変です。
まだ周知されていませんが、本物認定の「認定マーク」ができたのは
私たちにとっても一般の方にとって良かったと思います。

この文章には、書いていないけれど読み取らなきゃいけないことがいっぱいです。
「サロン向け?一般の方向け?」と聞いたら「両方」ということでした。
難解ですよ~。
分かっている人に向けて書いている文章ですよね(^^;)

本文の解説に戻ります。
フェノキシエタノールは防腐剤です。
防腐剤!?と思う方がいらっしゃると思いますが、防腐剤なしの原液は無理です。
絶対に必要です。
防腐剤に何を使用するかが各社の考え方が出るところなのでしょうね。

さて、私のチャチャ入れはこのくらいにして、本文に戻ります。

「もちろん、原料によっては「エキス状」ではないものも沢山ありますので、
全ての商品に当てはまるとは言えませんが、
化粧品の過剰な表現を鵜呑みにしない為の知識として知っておいていただければと思いますし、
この様なカラクリはまだまだあります!!

現在、日本国内で化粧品製造販売業の認可を受けている会社は約3,000社あると言われております。
化粧品製造販売業ではなく、販売だけをしている会社を含めると、ものすごい数の化粧品会社があります。
その中で皆様が本当に良い化粧品をお選びいただけるお手伝いをする為に、
これからも【化粧品のカラクリ】は連載していきます!!」

どこにも「UTPアゲ」の言葉がなくて、相変わらず不器用な会社だなあと思いました(笑)
いいことどんどん書いていけば良いですのにね。
裏ネタ過ぎてネットに書けない「UTP良い話」は、サロンでお話ししますね。

結論は、これかな。
「本当は違うのに、100%!100%!と言いまくる会社は、なんだかなあ」
主旨と違っていたら怒られそうです(^^;)