昨日は結局、超満員でした。
当日予約やコース増も加わり、佐藤は「忙しくない日だから、たまには旦那さんと過ごしたら？」とお休みにしていたので、なかなかのバタバタでした。でも久し振りに全部自分で動くのは気持ちよく、やったぞ感に大満足でした。

自画自賛ですが、サロンの雰囲気がとても良いのです。

明かりをおとして間接照明をつけると、なお一層良くなります。
いただき物で作り上げた世界というのが情けないですが。
前の持ち主の方のセンスの良さに助けられています。

お部屋の雰囲気が良いと私も気分が良くなり、こんな環境でお仕事ができるなんて、と自分でうっとりしちゃうんです。そうすると「手」が変わるんです。
本当なんですよ。
「いつもより気持ちよかった」というお声を、もう2回いただきましたから。

先日ご来店のA様。
ご希望コースは「全身毒出しで！」。
では、と腸セラピーからスタートしました。
お腹に触れているうちに、なんだか変な感じを受けました。
続いてヘッドに入ったところで、これ、いけないヤツだと気付きました。
「すみません、部屋のドアを開けて空気を流して良いですか？」
「開けて開けて」「絶対（邪気が）出ると思った」
ゆっくりお話を聞くと、大切な人とお別れをしてきたそうです。全身毒出しコースとおっしゃったのは、溜め込んだ想いを出したかったのだと知りました。

手を止めて、お部屋の雰囲気を変えました。
電気を落として、間接照明オン。
ユウセン、空気を読めない曲を流さないでねと祈りながら施術を再開しました。
祈った途端にミニー・リパートンの「Lovin’ you」。
そうきましたか。うーん、でもまあギリギリOK。
A様の思い出の曲を知っているので、それだけは流さないでねと（大丈夫でした）。

先日発売された本にも書きましたが、私は開店当初はお金がなくて、安いものを組み合わせてサロン作りをしていました。当時はそれで良いと思っていまし、いたずらにお金をかける豪華サロンを否定していました。BGM然り。
今はお客様の気持ちを受け止める雰囲気作りはおざなりにしてはいけないと思っています。
A様の気持ちを包み込めるお部屋になっていて良かったと、心底思いました。

A様は終了時にはとてもすっきりされていました。
ご希望には応えられたようです。
でもこの気持ちは元気になったようで、揺り返しが来るんですよね。
また毒が溜まったらいつでも来てください、とお見送りをしました。

こうなるとボディルームが気になるんですよね。
思い切って壁から天井から変えてしまいたいのですが、勇気がいります（予算の）
写真を撮ってもらったばかりで変えるのも悔しいですし。
プロフィール写真を撮ると、髪型を変えちゃう。
サロン写真を撮ると、インテリアを変えちゃう。
「あるある」です。

昨夜はブルームーンでしたね
1ヶ月のうちに2回の満月が訪れるのは珍しく、その2回目をブルームーンと呼びます。
ブルームーンを見ると良いことがあるそうですよ。
眺めながら、私にとって良いことってなんだろう。
仕事？健康？お金？人間関係？
考えが深まりすぎて、慌てて思考を止めました。
月くらい、気楽に眺めなくちゃです。