先日気になる人とのお食事が決まったというお客様エピソードをご紹介しました。

あれを読んで、「コロナだからと遠慮しなくていいのだと思い、清水の舞台から飛び降りるつもりで誘ってみました。そうしたら、今度食事に行けることになりました」とご報告がありました。

なんて素敵な連鎖‼

 

気になる人に限らず、みんな誰かに会いたいですよね。

でも会うことを戸惑ってしまいます。

私のブレーキは、相手が感染対策を意識している温度が同じかどうかです。

 

席は斜めに座る方のか。

席は真正面に座る方なのか。

食事以外の時間は黙っているのか、マスクをしているのか、はずすのか。

「大丈夫だよ」と大皿をシェアしちゃう人なのか。

逆に、食事自体に誘うのがNGなのか。

 

そんなことを考えると、声を掛けるのはまだ早いのだろうなと思ってしまいます。

恋愛感情とかあれば、飛び越しちゃうのかもしれませんね(^^ゞ

 

さて、秋が来れば思い出す・・去年の今頃はINFA試験の追い込みでした。

INFAの試験内容については書きましたが、INFAって何？を書いたことがなかったので今回は触れてみます。

実はすごいんですよ（笑）

読むのが面倒にならないように、ゆるく書きますね。

 

日本にはエステティシャンの国家資格がありません。

本気のエステティシャンは世界ライセンスを目指します。

 

国によって認定されているライセンスは違います。

例えばアメリカは週ごとにライセンスが違うと聞いています。

INFAをもっているからといってアメリカでは使えないんですよね。

INFAが強いのは欧州です。

 

ちなみに有名なライセンスをいくつかご紹介します。

CIDESCO (スイスが本部だけれど、発祥はベルギー）

INFA （ベルギー）

ITEC （イギリス）

CIBTAC （イギリス）

ICAM（フランス）

など。

 

世界の2大ライセンスは？と聞かれたら、CIDESCOとINFAでしょう。

CIDESCOは美容機を使用する内容が多くて、ちょっと大人の事情が垣間見えます(笑）

INFAは手の技術がメインです。

 

ライセンスによっては、国家資格として認められている国もあります。

フランスやベルギーなど、ヨーロッパではバカロレア（大学入学資格）として認可されている資格もあります。

日本は全然・・。まだ民間の資格しかありません。しかも認知度低すぎです。

 

欧州ではエステティックは「代替医療」や「補完療法」という立場にもあります。

だからこそ、解剖生理学や栄養学などまでしっかり学びます。

エステティシャンにこれらの知識を法律で義務づけられている国もあります。

エステティシャンに求められるものが、とても高度なんです。それだけ認められているということかと思います。

 

さて、数ある国際ライセンスの中でINFAの特徴ですが、世界で唯一のエステティック教育専門国際組織です。

技術、知識、教育プログラムの水準の高さに定評があります。

85点以上でゴールドマスターに認定されます（私はもう一つ上の成績で合格できました）。

 

試験を受けてみての実感ですが、基礎の基礎ができていると合格できます。

落とそうとする試験ではなく、受からせてあげたい試験に思えます。

ゴールドマスターをとってこそ認められる気がします。

資格の中には｢INFAゴールドマスターで試験免除」というものもあるんです。

 

世界を見ると、エステティシャンってとても地位が高いんです。

知識も技術も高いんです。

日本はどこか商業的というか、ビジネス色が強いというか、未だに国民生活センターへの報告も多い業種ですし。

利益は大事ですが、それが前面に出てきちゃうのは嫌なものです。

サロンが何に重きを置いているかは、お客様は気付いちゃうものです。

 

腕が良いだけではお客様は離れます。

技術と知識があるのは大前提。そこに共感できる信念が感じられる、そんなサロンを選んでください。

 

じゃあFDは？

技術と知識は努力を惜しみません。

人柄は・・人間ですから機嫌の悪い時や元気の無い時、「しまった」という時もあります(^_^;)　

そんなときにも正直ベースで誤解されないように努めています。

儲けにガツガツしていないのは、感じていただけているかと思います。

 

INFAの勉強中に知り合ったお仲間さん達は、同じ気持ちのエステティシャンでした。

面白いことに、当時は個人経営は私だけでしたが今は全員が独立しています。

試験を通して考え方が変わったかもしれないし、自信が生まれたのかもしれないし。

私は新たな分野にチャレンジしたくなりました。コロナで頓挫中ですが。

INFA試験にチャレンジした人たちは、何かしら影響を受けるようです。

日本にもこれだけの資格ができたら、素晴らしいエステティシャンがたくさん生まれるかしら？とこれからに期待です。

 

小ネタですが、INFAの会長ナディーヌ・サランビエのサロンはベルギー王室公式認定サロンだそうです。

期間限定メニュー「お勉強リンパ」はベルギー王室御用達コースと言っちゃってよいのかもです（言い過ぎ？）

※お勉強リンパは応相談。受験生時代のお値段でしたがゴールド取得者となりましたので一部変わっています。

 

今日は一人語りでした(^_^;)

明日は美味しいもの話でも♪