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アテロームの手術をしました
アテローム(粉瘤)の手術を決めました。
初めてできたのは8年前、デコルテ部分にできました。
まだこの仕事につく前で皮膚の知識はなく、ニキビかと思ってつぶしまくりました。
結果、1cmほどに大きくなってしまいました。
次は顔。これはすでに4年物です。そして1年前に背中にも発見。
気にしていなかったのですが、この仕事についてから悩んでいる方があまりにも多いことに驚きました。
手術を体験してみよう!と仕事魂が燃え、除去手術を決めました。
(前回のピーリング失敗で懲りていません(^^;))
ではドキュメント形式でお伝えします。
4月5日
まずは相談。皮膚科へ行きました。
「手術は必要ですか?」と聞くと、あっさり「今のうちに切った方がいいね」。
しかも「3つ一度にやりましょう」
「え!?でも胸と背中をやったらどうやって寝るんですか?」(←今思うと情けない質問(^^;))
「炎症起こしている人は痛くて眠れないけど、今のうちなら大丈夫だよ」
軽い気持ちで伺ったので、急にものすごい不安&恐怖感におそわれました。
結局手術を決心。そのまま受付にて手術の日を相談。
さすがに当日は仕事を休もうと思い
「来週の月曜なら仕事が空いているのですが・・・」
と聞いたら
「再来週まで予約がいっぱいです」
なんと!そんなにたくさんいるとは。怖がっている私は小心者でしょうか。
結局4月23日に決まりました。
これからきっと、徐々にふくれあがる不安・・・早く終わらせたかったです。
4月23日
手術日です。朝からお腹の調子が・・・やっぱり小心者です(^^;)
10分前に伺いました。
クリニックのドアを開けたら院長先生が直々に待ってらっしゃいました。
「こちらへどうぞ」とついていくと、いつもの診察室にベッドとあの手術っぽい電気(丸い電気が4~5個ついているアレです)が下がっていました。
え?この部屋って手術室だったの?
あれよあれよという間に横になっていました。
まずは顔から。
麻酔を打つのですが、顔に注射です!
痛いかどうかというよりも、精神的に参りました。
しばらくして、先生がツンツンします。「痛い?」「はい」「こっちは?」「わかりません」「よし、効いてるね」
あー手術っぽい。意味もなく感動。
はっきり言って何が起きているかわかりません。
カチャカチャ音が響いた後にシーンと静寂。(切ってるな。)
ジョキン!ジョキン!(何かをちょんぎってるな)
つんつん引っ張られる感覚(縫ってるな)
随分時間がかかりました。1つに30分くらい?丁寧に縫ってくださったのを感じます。
次は胸。ここで少し気持ちに余裕が出てきました。
背中に至る頃には先生と話しながら受けることができました。
途中「エステシャンです」と伝えてから、エステによる皮膚トラブルの話題で盛り上がり、思いがけず勉強になりました。
先生から、「終わると腕と肩が痛くなる。」と言われました。
「え?!後遺症??」と焦ったら「緊張して力を入れるからね」と。
確かに顔の段階では、力を入れすぎて手がしびれていました(^^;)
終えた後に取り出したものをみせてもらいました。
本当にまんまるなもの。つぶさなくて良かった。
胸のつぶしまくった部分の内容物はすごいことになっていました。
見た目の傷は1cm、でも底が深くなっていました。いじるものじゃありません。
写真を撮りたいと思いましたが、言い出せませんでした。。。
しかし麻酔って偉大。痛くありません。
そして先生も偉大。皮膚科の先生も外科的な手術をするものなのですね。
この先生は形成外科寄りの方のようだったので、安心して顔の縫合もお任せできました。
ドアを出た瞬間の第一声。「生還!!」 ホッとしました。
ちなみに3箇所で1万ちょいでした。思ったより安かったです。
2日後にもう一度診察とのこと。
顔を濡らしてはいけないと言われました。
エステティシャンの私に顔を洗ってはいけないとは・・。
仕方がないので拭き取りクレンジングとシャワーハットを買って帰りました。
抜糸はいつかな~。
手術2時間後。
麻酔が切れてきました。。。痛い。
体を切ったのだから痛くて当たり前です。
今日は仕事を休みにしておいて良かった・・・・。
栄養とって安静にしています。
といいつつコラムを書いているのですから、困ったものです。
手術2日後。
お医者さんで消毒です。
う~しみる・・・しみる・・・しみる・・・・。
5分ほどで終わりました。
顔の絆創膏を防水タイプに変えてもらいました。
これまでは肌色でしたが、防水タイプは真っ白です。
目立つけれど顔と髪を洗えるのはありがたいです。
シャンプーハットの出番は一回だけでした(^^;)
抜糸日は日曜日(術後一週間後)に決定。
抜糸日
早く終わらせたくて診療開始1時間半前に到着。一番です!
時間のかからない人から診察なのか、呼ばれたのは5番目でした。
早速ベッドへ。
糸をつまんでピンッと切ってひっぱっている感じがします。
1個につき1分程度でしょうか。あっという間に終わりました。
終わった後に傷を寄せるように絆創膏をはりました。
傷が広がらないようにするためだとか。
「顔の傷はここからが本番」だそうです。形成外科寄りのお医者さんにして良かったかも。
傷の治る経過をみるために、2ヶ月ほど絆創膏を貼っておくようにとのこと。
そして2週に一度程度みせにきてと言われて終えました。
ここだけのお話ですが・・・私はそんなに傷をきにしていません。
時間がたてば薄くなっていくかな~くらいに思っています。
そんな自分を大事にしない私に、先生は丁寧に教えてくださる。感謝です。
抜糸から1週間目
傷はゆっくり薄くなっています。まだガシガシ洗うには怖いです。
背中の傷が怖くて、しばらく整体には行けそうにありません。
今月末にはフェイシャルの研修に行きたいので、栄養とって早く傷を治します。
貴重な体験でした。