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昼間に停電
やっぱり昼間は停電起きないじゃん。
と、余裕な気持ちで散歩にでました。
外に出て、横断歩道の真ん中で突然信号が消えました。
車が突っ込んでくるんじゃないかと恐怖でした。
一斉に店舗が閉まり始めました。
122号まで行きましたが、車が交差点で右折できずに困っていました。
あんなところ、歩行者は絶対渡れません。
信号がつかないと、歩行者は横断歩道を使わないようです。
そこら中で渡り始めて、車も大変そうでした。
ある交差点でおばあちゃんに声をかけられました。
「どうしよう。向こうに渡れないんだよ。」
「一人じゃ車は止まってくれませんよね。一緒に渡りましょうか」
ところがおばあちゃんは車が来るってタイミングで出ようとします。
お年寄りは速度の認識が遅く、タイミングをつかみにくいと聞いていましたが、本当に危ない。
「私がタイミングつかみますから、ゆっくり行きましょう」
「腕につかまっていいかい?」
そう言われて捕まれた腕がぎゅーっと力いっぱいで痛いくらいでした。
よっぽどここで怖い思いをして、困っていたのでしょうか。
手を挙げて車を止めながら渡り終えました。
「ありがとう。おねえちゃんのお陰だよ。ありがとう」
何度もお礼を言ってくださり、別れて10mくらい過ぎても声が聞こえました。
サロンに戻るまで、他にも小さな人助けの機会が2度ありました。
こんな方がたくさんいるのかと思うと停電の影響がとても心配です。
サロンに戻ってしばらくしたら、夕方には真っ暗ですね。そして寒い!
気温の低い日は停電中の予約は避けた方がよさそうです。
昨日は18時半からお客様でしたが、停電明けの19時にしてもらいました。
19時のお客様とは話が盛り上がりました。
政府の対応、原発の不安、被災者のこと、停電のこと。
話が尽きません。
ふと気づくと19時45分。
「大変!エステしましょう」と慌てて施術に入りました。
停電に振り回されながらも、様子が見えてきてペースがつかめてきました。
余震も確実に減っていますね。
暖かくなれば停電も楽になるでしょうが、
でもそうすると原発の風向きが変わるし困ったものです。
原発、まだぎりぎりな状態ですね。
東電社員は自身も被災者だし、有事には覚悟していたとはいえ放射能にさらされた場所での作業は怖いでしょう。
それでも私たちは頼るしかないのですよね。
不安感が解消すれば買い占めもなくなるでしょう。
頑張れ東電!
ショックや悲嘆にくれるのは5日~1週間。
そこからは前向きな希望に変わるといいます。
これからは復興に向けた明るい話題が増えてくるでしょうね!