覆面調査員、じゃなく素顔の調査員がご来店されました。

調査員の方がお客様としてご来店。後で評価シートが届く。
という調査があります。
あれではなく、調査員の方が「○日に行きます」とあらかじめ分かった状態でご来店です。

ある日の午後一番にそのお客様のご予約が入りました。
緊張していたら、その日の午前に長いお付き合いのお客様のご予約が入りました。
じーっと午後を待つよりはお仕事をしていた方がずっとありがたいです。

午前のお客様が終わった時には、緊張がなくなっていました。
私の普段の姿を見てもらうのだから、気負う必要はないのです。
いつもどおりのことをして、評価して貰えばいいのです。

そこへ、ピンポーン。
ご、ご来店です。

普通に会話をし、普通に「あ、伝え忘れちゃったかも」があったり
本当にいつも通りの多分私らしいお仕事をしました。

数日後にチェック項目の入ったアンケートが届きました。
ドキドキしながら見ると・・ホッ！お客様は満足してくださったようです。
「また行きたい」という一言にジタバタするほど嬉しくなりました。

まだまだ、私の仕事には甘さがあると思います。
そこに浸らないように、時々こうして喝を入れて貰うのは良いことですね。
質を落とさないように、そして更に向上できるように。
今後も続けていこうと思います。

昔、本当の覆面調査員がご来店されたことがありました。
帰り際に「実は私ね・・」と告白されました。
幸い気に入っていただき、今では調査抜きで通ってくださる大切なお客様ですが
あのときは背筋がヒヤッとしました。

あらかじめ分かっていないと、心臓に悪いです(>_<)