暑い中、散歩に行ってきました。
家に帰ったら両手が真っ赤。
日傘って腕に日が当たるのが落とし穴ですよね。

日焼け止めにも落とし穴があります。

ＳＰＦを皆さん気にしていますが、何の数字だかご存じですか？
日に浴びてから赤くなるまでの日本人の平均時間は20分と言われています。
その紫外線の影響をどれだけ遅らせることができるか、の数字です。

ＳＰＦ１で20分。
ＳＰＦ２０だと20分×２０で400分は赤くなるのを抑えられます。
これはいわゆるＢ波を防ぎます。
(リセラ製品はわかりやすさを求めるため、独自にＳＰＦ1＝10分で表しています
つまり、ＳＰＦ２０＝200分ですね）

美容で本当に大切なのはシミやシワを作るＡ波。
冬も降り注いでいるし、窓も突き抜けると言われているアレです。
これはＰＡで表しており、＋・＋＋・＋＋＋と3段階あります。
でもこれは大抵ＰＡ＋＋ですね。
＋＋あれば大丈夫かと思います。

ＳＰＦは世界共通なのに対し、ＰＡは日本同時のものです。
白人さんはすぐに赤くなり、深刻な皮膚障害に繋がります。
なので赤みを示すＳＰＦの方が大切。
黒くなりやすい、シミを気にする日本人向けにＰＡ表示ができたという経緯があります。

落とし穴は、薄く塗ったのではだめだということです。
これは1ｃｍ四方に2ｍｇ塗った状態でこの効果なのです。
それだけ塗ったら真っ白ですよ！
多分皆さんが通常つけている分量は1/4くらいと言われています。

つまり極端なお話。
400分もつものは100分しか持っていないかもと考えてください。

顔を真っ白にするのは無理。
なので、こまめに塗った方が良いというのが正しい付き合い方です。

ちなみにＳＰＦが高ければ良いと思いがちですがお肌への負担が増します。
安い物は肌に悪い成分が多く（毒と語る皮膚科医もいます）粘性も高くて悪い意味で落ちにくいです。
例えば毛穴洗浄での汚れが高い方が多く、クレンジングで取り切れてないのを感じます。
それに高すぎると「大丈夫」と油断が出ます。
高くても30くらいのものをこまめにつけるのが一番良いかと思います。
50以上になると大差はないと言われています。負担が増すだけです。

日焼け止めだけよりも、ファンデーションも併用すると更に効果が増しますよ。

安物は肌に悪い成分が多いです。
古い製品もそうです。
お肌のことを考えるなら、ある程度良質の物を求めてください。

私はすでに腕とサンダル焼けが始まっています。
デコルテも少し。
顔だけじゃない日焼け対策にも気を配らなきゃです(T_T)