今日はあるお客様のお肌との戦いの歴史をまとめています。
写真を全部おこし、メールのやりとりを全部おこし、ご購入アイテムやその時のケア等々を確認。
大変な仕事のようですが、メールを読むと当時の気持ちが甦ってしまい、難しい顔をしたり悲しい顔をしたり、微笑んだり。
言い方を変えると、ものすごく集中して仕事をしていました。

私は「音」があるほうが集中できます。
ラジオをかけながら仕事をしていました。
電波の関係でソファの後ろの窓際しかクリアに入りません。
そこにラジオを置きました。

ちなみに私の作業している場所は、パソコンの前。
肌診断機のある机です。

電話が鳴りました。
出なきゃ！
あ、ラジオを止めなくちゃ。
サロンの様子が分かる方はイメージしやすいかと思いますが
机→ソファ→電話と三角形に動かなくてはいけません。

急いで窓際に駆け寄ってラジオに手を伸ばし、
電話にむかうところでカウンセリングのテーブルの角に足をぶつけました。
痛い！と左によろけたら、化粧品が陳列している棚に激突。
骨盤を思い切りぶつけました。
その拍子に化粧品がゴロゴローっと転がり落ちてきました。

反射的に化粧品を避けてしまったら、カウンターに右骨盤が激突。
痛い！
顔を落ちた化粧品の方に向けていたのですが、とっさにカウンターを振り返ったら顔にばーんと何かが激突。
タオルを入れている棚の扉が開けっ放しでした（これは私が悪いです）

いたたたと目をつぶったまま電話に向かったら、ゴミ箱をけっ飛ばしてゴミ散乱。
やっとの思いで電話をとりました。
「大変お待たせを・・・」
営業電話だったらすぐに切らせて貰おうと思ったら、初めての方からのお化粧品相談でした。
お電話をくださった方は、不安たっぷりでお電話をしているはずです。
できるだけ柔らかい声で、一言一句もらさないようにご対応しました。
お話をしながら、ズキンズキンする顔と足がどうなっているのやら気になっていました。見たい・・・。

お電話を終えて、よろよろと鏡へ。
顔は赤みがありましたが、腫れるほどではなく安堵。
足は赤みと内出血。骨盤は見えませんが、足も含めて真っ黒なアザになるでしょう。
ゴミを片付けながら、ラジオは危険だなあと反省しました。

この後にご来店のお客様に、このおばかさんなお話をしたら
「電話に子機はないの？」
「あっ！！！」
私は本当におばかさんでした(-_-)

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