疲れているのか、今日は気持ちがざわついています。
落ち着かせる方法を考え、お気に入りの曲を流しながら開店準備をすることにしました。

ドヴォルザークのユーモレスク。
短調に転調するところが切なくて大好きです。
ヨーヨーマ、イツァーク・パールマン演奏、小澤征爾指揮のユーモレスクが一番のお気に入り。
ＣＤも持っているのですが、楽しそうに演奏するヨーヨーマが見たくて動画ばかりです。
小澤征爾も若くて見応えアリです。
で、目を奪われてしまい、準備もしないで手が止まります(^^;)

心がざわつくときに、無になれないものかと考えます。

何で読んだか、聞いたか忘れましたが、無になる方法がありました。
心を空にすると考えがちですが、難解なものと直面すると無になれるそうです。
で、この方法の方が簡単だよ、と。

確かに、昔難しい数学の問題を前にした時や
難解な言葉が続く論文を前にしたときに、頭が真っ白になりました。
あれです。

昨日上野へ行きました。
赤羽で座れて、本を取り出しました。
難解な腸の本です。
広げて、2～3行読み進めて、思考して、顔を上げたら上野でした。
これが無？(笑）
寝ていませんよ。

昔、職場に置いてあった「あしべ」という漫画の中で（正式タイトル忘れました）
仙人を目指す人が枝豆のマメを出している最中に「ついに無の境地に達した」と叫びました。
あれも確かに「無」ですよね。

無に達したところで、どうするのだろう？
私は上野までの時間で何を得たのでしょう。
体の緊張がとれた訳でもなく、新たな発見もありません。

無の状態になることが目的ではなく、無の状態で何かをするのでしょうね。
そうすると意識が一点に絞られて能力以上の力を発揮する、
ということなのかな？
つまり集中力養成？

なにやら答えのでない怪しい話になってきましたのでこのへんで(笑）
ユーモレスクをＢＧＭにコラムを書いているうちにざわつきがおさまりました。
気分転換の目的は達したようです。
さあ、超満員の一日のスタートです。

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