突然ですが、手術をすることになりました。
長くなりますが、手術の詳細をお伝えいたしますね。

一番最初からお話します。

8月22日、突然おトイレができなくなりました。
膀胱がぱんぱんなのに、いくら力をいれても出てこないのです。
え、ちょっとこれ怖いんだけど・・・。
目の前のS内科へ飛び込みました。

前兆はありました。
半年くらい前に、朝起きておトイレに行ってもできないんです。
でも数時間後にはちゃんとできる。
「体が寝ぼけているのかな～」くらいに思っていました。
このお話を年上のお客様に話したら、「私もあるよ」と言われて、年だったんですねーなんて話していました。

で、今回は昼間にサロンで起きました。
体が寝ぼけているわけではないと気づき、慌てて病院へ行ったわけです。

「子宮筋腫が尿道を押さえているようだね」と言われました。
は？筋腫？
私は毎年婦人科検診にちゃんと行っています。
時には2か所の婦人科へ行っています。
筋腫はとっても小さいのが数個あるだけで気にしなくていいと言われていました。
そんな私に子宮筋腫ですと？

腹部エコーを見せられて「ほら、これ」。
確かにあります・・。

横になってごらんと言われて、お腹を押されて硬いのにぶつかり「ほら、これ」。
本当に私に筋腫がありました。検診を信じていたのに・・・。

閉経を待つにはまだ時間がかかり過ぎるので「手術する？」という問いに「はい」と即答。
A病院を紹介されました。

紹介状をもらって、すぐにA病院へ。
受付に行ったら「予約しないと受けられません」更に「一番早くて10月の予約です」
そんなに待つの！？

S内科へ電話。
「10月って言われちゃいました」
「じゃあB病院を紹介するよ」
新たに紹介状をいただき、その足でB病院へ向かいました。

B病院の女医さん「子宮全摘で開腹手術になります。仕事は1か月休んでください」
はい？？？

「全摘しかないのですか？」
「あなたの年齢なら全摘しかありません」

「腹腔鏡手術とかできないんですか？」
「うちではやりません。やりたかった他へ行ってください」

「実は先にA病院へ行ってきたのですが・・」
「あそこも全摘で開腹よ」

更に「全摘すると、排尿障害が出るかもしれないから」と。
排尿障害で受診しているのに、排尿障害リスクのある手術を勧めるのですか？！
私の意見は全くなし。
こんな病院は嫌です。

B病院の帰り道、母に電話。
「実家近くのC病院にかかりたい。遠いかな」
「来なさい！！」

またS内科さんに紹介状を書いていただいて、C病院へ。
※S内科さんは看護師さんも一緒に親身になってくれて、もうほんと感謝です。

そしてC病院。
「腹腔鏡手術でいけます。全摘は勧めるけれど無理強いはしません」
良かった～。
でも入院5日、仕事復帰まで+2週間とのこと。
う～ん、そんなに仕事を休みたくないです。

もっと良い方法はないかと調べました。
そして、切らない手術を見つけました。

手術の名前は「子宮動脈塞栓術（UAE)」
カテーテルで筋腫に栄養を運んでいる血管をふさいでしまって、筋腫に栄養を来ないようにして枯らしてしまう方法です。
開腹しないので、一週間後には仕事に復帰できます。
過去、私の最大のお休みは義母と行った欧州旅行の7泊8日。
海外旅行へ行ったと思えば、休めます。

この術式を専門で扱っている、D病院へ。
ようやく予約がとれて、本日午前に行ってきました。
そして、手術日決定となり、ようやく皆様にご報告出来ました。

最初に病院へ行ってから、もう一か月が過ぎていました。
それでも自力で調べたにしては、かなり最短でたどり着いた気がします。

登場していない病院も含めて、全部で5つの病院へ行きました。
検診を受けていた婦人科も含めたら7つ。
病院によってこんなに対応やいうことが違うのかと驚きました。

それにしても、今後はどこで検診を受ければいいのか困っています。
「婦人科がこの筋腫を分からなかったの？」と2か所の先生に驚かれちゃいました。
なんか、私が「すみません」って感じでした^^;

そして。
たくさんの病院に行って思ったこと。
VIO脱毛を終わらせておけばよかった(>_<)
今後を考えたら、絶対にやっておいた方がよいですよ。

大事なことを書き忘れました。
筋腫って動くそうです（知りませんでした）
尿道にいくと、おトイレができなくなる。
膀胱にいくと、頻尿気味になる。
腸にいくと、便秘になる。
みたいな感じになります。
今は「できない！」ということはありません。
普通にしていられるので（ちょっとおトイレが近いかな）お仕事には問題ありませんのでご安心ください。

でもいつまた「できない」が起こるか分からず、山なんて怖くて行けません。
今年は山へ行かないんですか？というご質問もあったのですが、そのような訳で今年は諦めました。
九州旅行も直前まで悩んだのは、症状がどうなるか分からなかったからです。安定していたので、行っちゃいました。

子宮筋腫で悩んでいる方はものすごく多いです。
私の体験が皆さんのご参考になればと思います。

そして・・・検診を信じ切りませんように。
自分が「なにかおかしい」と感じたら、医者が何と言おうとその感覚を一番信じたほうがよいですよ。

手術が決まった時、1番に考えたのはお仕事のこと。二番目がおばけ（笑）
怖がりの私は、病院の夜がとても不安です。
夜中の2時なんかに目が覚めたらどうしましょう。
という話を佐藤にしたら、「体のことで頭がいっぱいで、それどころじゃないですよ！」と怒られました。
ごもっともです・・(^^;)