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山小屋で石鹸は使えません
北アルプスの山小屋ってどんなところかイメージできますか?
色々なタイプの山小屋があります。
混んでいる時には1つの布団に3人で寝るようなところや
一人でベッドを一つ確保できるところ、
お風呂がついているところもあります。
ですが、共通していることがあります。
お風呂があっても、流し台があっても
シャンプーはもちろん、歯磨き粉も使えません。
なぜか?
排水は地下に浸透させて処理するのが基本なので
分解しにくい界面活性剤が入っているものはだめなのです。
でも洗いたい。
そこで今回はリセラの石鹸を持って行きました。
歯磨き粉もシャンプーも石鹸も石油系の界面活性剤は使用されていません。
周りを尻目に「私は歯磨き粉で洗っちゃうぞ~」と思ったのですが
周りから見たら普通の歯磨き粉に見えるでしょうし、
こちらから「これ大丈夫なんですよ」と説明するのも変です。
結局小心者の私は使用できませんでした。
正直言いまして環境問題にそれほど真剣ではありません。
お店で扱っているならと、なんとなく使っています。
それは自分の体に良いからであって、環境の為とは考えていませんでした。
きれいにしたって、この街を流れる川がきれいになるわけないじゃん。
そんな都会っ子意識が根底にありました。
が、山に行くようになってから環境を肌で感じてしまいます。
北アルプスを流れる梓川。
この川の透明感を守るためにできることは?と考えてしまいます。
「自然を守ろう」と簡単に言うけれど
心に響かせるのは大変です。
私でさえ「理解」はできても「感じる」のに時間がかかりました。
まずは自分の身を守ろうと考えてみませんか?
大切な人の身を守ろうと考えてみても良いかと思います。
それでもだめなら、是非自然溢れる場所に出かけてみてください!
心が揺さぶられますよ(^^)