今日は研修に行ってきます。
色々な症例を見ながら、これは何か、どういうケアが良いのかといったことを検討する会です。
Yさんも一緒に参加できたらと思ったのですが、申し込んだのはYさんがサロンに来るずっと前で。
全部覚えて、戻ったら伝えなきゃです。
誰かに教えなきゃと思うと、いつも以上に真剣に聞いちゃいそうです。

ところで10周年記念も後半に入りました。
もう3回もご来店いただいた方もいます（4回目もご予約済みです）。
キャンペーンを楽しんでいただけて嬉しいです。

Yさんもファンが増えてきました。
2週ごとにご予約をくださる方や、遠い県から何度もご来店くださる方や。
この方は先日は1週間してまたすぐにご来店いただきました。
とても気に入っていただけたようで、Yさんの良さを分かってもらえたと喜んでいます(^^)

10周年のせいか、昔を思い出すことが増えてしまいます。
初めての研修は、生徒2人とインストラクター1人の3人でした。
研修生同士が交代でモデルになって練習。
最後は外部の方を招いて、本番の接客同様の練習でした。

1対１で勉強し、同じ人から教わったのに、私たちの手技は全く違うものでした。
彼女のはとても優しくて、ふわ～と包み込まれるよう。
まだ荒削りだった私はいいなあと思っていました。
逆に彼女は私の手の大きさを「うらやましい。手に入らない」と言ってくれていました。

外部の方を招いた時は、ベッドを並べてそれぞれがお客様を受け持ちます。
彼女の受け持ったお客様の感想が横から聞こえてきます。
「あなたの手は気持ちいい。」
「触れられただけでうっとり眠くなっちゃう」。
あんな風に言われたくて、真似をしたくて練習をしてみましたが、どうしても彼女のようにいかない。
「同じ手技は二人としていないのよ」とインストラクターに言われて、私らしさの追求に切り替えました。

私と彼女の手技があれば最強じゃないかしら。
性質もとても素敵な女性だったので、いつか一緒にお仕事したいなあ、なんて思っていました。
お互いに独立後、残念ながら彼女は2年ほどでエステをやめてしまいました。

Yさんが現れたときに、彼女を思い出しました。
この手の感じ、彼女と同じだ！と。
更に、お客様から「（店長より）手が大きいですね」と聞いて、
またYさんの前のサロンからのお付き合いのお客様から「すごい性格が良い人だよ！」と言われて
しかも歴8年のベテランというおまけ付き。
研修仲間の彼女の更に上！？と興奮しちゃいました(笑）
彼女と一緒に仕事をしたかった夢が、別の形で叶ったかなと思いました。

なんて書いているうちに、電車の時間が迫ってきました。
研修の朝にコラムを書いてはいけませんね。
あたふた、です。
それでは行ってきます！
サロンにYさんがいるので、安心してお出かけできます(^^)