今日はまたもや体のお話です(^^)

昔は胃を悪くするとストレスかとよく言われました。
でも最近は変わってきています。
例えば腰痛という形で出る人もいます。

嫌な気持ちを抱えたとき、体はそれを紛らわせようとします。
一番効果的な方法は「痛み」。
体の一部分に痛みを生じさせて、嫌なことから逃避させようとするのです。
なんともありがた迷惑な機能です。

大抵の病気って3日もあれば治るとは言わなくても好転に兆しを見せると思いませんか？
1週間たっても、1ヶ月たっても、半年経っても治らない腰痛は別の要因があるのです。

腰の痛みが抜けないとき。
最初にやるのは整形外科へ行くことです。
病気なのかを確認してもらいます。

理由がはっきりしなかったら、ストレスが原因かもしれません。
そんな時はどうするか。
ストレスを認識すると良いそうです。
つまり、自分が嫌だと感じていることをどんな小さなコトでも書き出してみる。

加えて、痛みが出たときに自分を怒ります。
いや痛みをかな。
「あー痛い！むかつくー。何痛がっているの。」みたいな感じでしょうか。

ストレスが原因だと、嫌なことを認識して痛みを否定することで消えていきます。
嘘のような本当のお話。
私の実体験です。

10年ほど前。
立ち上がる瞬間にメキッと腰に音がして、ぎっくり腰になりました。
これが何ヶ月たっても治らない。
勧められるがままに高額な治療もしましたが治らない。
半年目にこの考え方を知って、藁をもすがる気持ちで試して、そうしたら治ったのです。

これは私の考えではなく、参考にした本があります。
「腰痛は怒りである」長谷川敦史著
当時の担当営業さんに勧められて読みました。
もう10年くらい前でしょうか。
今、読み返して上記を書いたわけではないので、私なりの解釈が混じっているかもしれません(^^;)

で、この本を読んでからの10年で感じたこと。
ストレスは腰に限らずその人の弱いところ、弱点に出るんだなと感じています。
胃の人は胃、腰の人は腰、腸の人、膝の人、肌の人。
多分ご自身で弱点は感じていると思います。

原因の分からない痛みや症状に悩んだときには、試してみると良いかもしれません。
まずは専門医へ。これはとても大切。
でも原因が分からず何をしても治らなくて心因性かなと思ったら、ストレスに向き合ってみてください。

よく「不調をなんでもストレスにされても困る」というお声を聞きます。
「仕事をやめられるわけじゃないし」とか「上司はいつまでも変わらないし」とか。
そのような方に、こんな方法もありますよ、というご紹介でした。

※活性酸素とか血行とかリラクゼーションの話は今回は置いておいて、あえて気持ちの側面だけを取り上げましたm(_ _)m
ストレスには色々なアプローチがあるのです。