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プロのエステティシャンとは。
昨日の講習会の「エステティシャンとは」のお話を少し書きます。
エステに何を求めているか、なんでエステに行かないのかというアンケートをとったそうです。
・施術や効果に不安がある
・プロのアドバイスが欲しい
・勧誘が嫌い
プロのアドバイスが欲しいと言われるのは、情けないお話です。
マニュアル通りのことしかできず、「私の肌のお手入れ」」を語れないエステティシャンはプロではないということです。
お客様が求めているものが変わってきているので、大手サロンよりも個人店の方がうまくいっている時代になっています。
ですが、個人店が陥りやすい失敗のお話もありました。
自分中心だったり、美意識が低かったり、専門性が低かったり、お客様が許してくれることを当然としていたり。
個人店でも、「本物」しか生き残れない時代になっているわけです。
本物って何?本物のサロンってどこ?と思いますよね。
エステを受ければお客様は自分で気付けます。気づいちゃいます。お客様が選んでいるサロンが本物です。
講習会中に一つの問いかけがありました。
「エステって何をするところだと思いますか?」
もちろんきれいになるための場所です。
そして癒しの場所です。
でもキレイってなんでしょう。
トラブルがないことを言います。
シミ、ニキビ、乾燥、赤み、しわ、たるみ、毛穴の広がり、全部トラブルです。
あと、ストレスいっぱいの暗い顔もきれいではありません。
昔と違って、今はストレス社会です。
紫外線量も昔より強くなっています。
エアコンをはじめとした電化製品による乾燥が増えました。
昔よりもアウトドアスポーツやレジャーが充実しました。
規制緩和があり、良い化粧品が増えた半面で、どうしようもない化粧品も増えました。
・・・肌トラブルが増えるわけです。
自然老化はいいんです。
でも、それ以上のことが起きていることが多いです。
雑誌やテレビが紹介するお手入れ方法を守ってもきれいになりません。
「私の肌」のお手入れ法じゃないんですから、当たり前です。
「私の肌」に合う方法は?具体的にどうしたらいい?
それらを教えてくれて、実践してくれるところ。
最終的には「健康な肌」にしてくれるところ。
時に「満足のいく肌」にしてくれるところ。
それがエステの役割ではないかと思います。
個々のお肌に合わせたアドバイスができなくてはプロではありません。
エステは今や、贅沢品でも高級品でもないんです。
ジムで体をメンテナンスするように、肌のメンテナンスはエステです。
肌のパーソナルトレーナーを見つけておけば、何かあった時に安心。自力よりずっと効果的です。
なんて書いていたら、読みたかった本が届きました。
ネット記事を読んで、考え方が似ていると感じて、ちゃんと読んでみたかったんです。
パラパラとめくったら止まらなくなりました。
まだ途中ですが、すでに夢中。
空き時間がありがたいです。