午後の空き時間に電話が鳴りました。

「今、誰もいない？」と聞き慣れたお声です。

もう何年もお会いしていないお客様が、近くに来たからとお電話をくださいました。

毎月お会いしていた時期もありました。

2011年の震災の恐怖が抜けないとのことで、７階が怖くなってしまい会えなくなりました。

ですが、その後も３~４か月に１回くらいの頻度でお電話をいただいていて、近況はいつも知っていました。

電話が来たということは、７階に来てくださるということでしょう。

「是非お立ち寄りください！」ということで、久々に会うことができました。

やはりお肌を直接拝見すると、アドバイスもより深く広くできます。

今必要なもの、必要な順番、予算に合わせたアイテムをじっくりお伝えすることができました。

気が付けば２時間。

「良い買い物ができた。また来るから」とお帰りになりました。

そして、またもやピンポーン。

１~２年前にお世話になった営業君でした。

「近くまで来たので」と突然の訪問でした。

彼はコラムに登場したことがあります。

営業君のお母さんが私と同い年だと聞いてショックを受けた、という話題をコラムに書いた彼です。

しばらくぶりの彼は、なんだかシュッとしていました。

２０代の男性って、急に大人になりますね。

お世話になっていた当時に話題にしていたことの後日談などを聞いて、たくさん笑って、「またね」と見送りました。

長くお仕事をしていると、こういうことがあるのが嬉しいです。

今日は懐かしい人と会える日のようです。