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オープンの頃。
本日2つ目のビンゴ「29」です
20番台が続きますね!
エレベーターで大家さんと会った時に「看板が出ていないけれど、どうしたの?」と聞かれました。
試験直前から最近まで、看板を出す余裕もない心境だったんですよね。
「体を壊しているのかと思って心配した」と言っていただけて、川口は知り合いもいない街でしたのに気にしてくれる人がいて嬉しいなあ、なんて思いました。
HP作成もスタートです。
忙しい時になぜ始めたの?とお客様に聞かれました。
確かにそう思われますよね。
これ、去年の夏から動き始めていたんです。
秋に勉強に集中したくなって「ごめんなさい!1年間ねかさせて。終わったら一番に連絡するから」とお願いをしました。長年のお付き合いの会社なので、「いいですよ」と2つ返事でOK。
で、律儀な性格なもので、試験が終わって本当に一番に連絡をしたんです。
忙しくなるのは分かっていましたが、約束は守っちゃうんです。
とはいえ、昨日も書きましたが「大忙しの時期」は終わりました。
今は帳簿関係の打ち込み作業をしています。
BGMをかけながら夢中で打ち込んでいて、昨日は帰る時間を忘れてしまいました。
好きなんですよね。
同時進行で色々なことをしています。
今度、お客様でお店をオープンする方がいらっしゃいます。
その方の相談にのっているのですが(本気で相談するとお金が発生しちゃうのでゆるくですが)、「久保さんは最初のお客様を覚えていますか?」と聞かれました。
もちろん、覚えています。
私のオープンはすごかったです。
5月の連休明けに学校に行き始めて、6月の初旬に卒業。
2週間ほど準備に奔走して、6月下旬にはオープンしていました。
今のサロンの隣のマンションの1室で、仁王立ちになって「今日開店!」と宣言。
最初のお客様がいらしたのは、その1週間後でした。
突然のお電話で「駅前のバス停にいるのですが、今から行っていいですか?」と。
電話を切った後、どうしようどうしようと、檻の中のクマのようにぐるぐるサロンを歩き回っていました。心の準備もなくお客様を迎え、エステを終えて、最初の売上は2000円でした。
私の技術がお金になったんだ・・と嬉しさがこみあげて仕方がなかったです。
このお客様は、3日後にまたお電話が入りました。「今から行っていいですか」と。
お肌になにかあったの!?と不安いっぱいでお迎えしたら「良かったから、また来ました」と。
ホッとして力が抜けました。
3回目のご来店はその翌日、4回目はその4日後。FDをものすごく気に入ってくださいました。
あの方には自信をいただきました。
当時はサンキューレターを出していました。
「ありがとうございました」の手紙です。
2人目のお客様がお返事をくださいました
「先日はありがとうございました。自分は滅多にエステに行けないので、別の方を紹介します」。
素敵なお客様です。大感謝でした。
5人目のお客様は、今もお付き合いがあります。
まだ学校にいた頃に、練習台になってくださった方に「お陰様でオープンしました」と手紙を出しました。その方は、学校で教わったインストラクターの、現役時代のお客様でした。
千葉に住むその方が、わざわざ埼玉までエステを受けに来てくださいました。
しかも、近くに住むお友達を「紹介するわ」と連れて。
私の手を取り「ゴッドハンドに会いに来たわ。この手を忘れられなくて」と言われて恐縮。
精一杯のエステをしました。
この方にも自信をいただきました。
カルテを見返すと、最初の頃のお客様は一人一人をよく覚えています。
誰一人と知り合いのいない川口という街で、お客様にとても恵まれました。
お金を払わずに逃げた人や(本、参照)、女装した男性とか、同業者からの怖い電話とか、すごいこともありましたが、私のスタートはとても好調でした。
多分、お店をオープンすると楽しいことばかりです。
不安かもしれませんが、自分の嫌なことはやらないと決めて進めばうまくいきます。
「嫌なこともしなくちゃいけない」は違うと思うんですよね。持論ですが。
○周年の頃に書く内容でしたね。
お客様と話していたら、色々思い出して書いてしまいました。
こういう振り返りって、初心に戻れます。