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無職の2ヶ月
お仕事は続くよどこまでも。
いつ終わりが来るのでしょうか。
これまでの雑な仕事っぷりが私を苦しめています。
本日は写真の整理、これまで読んだ論文のファイル分けをする予定です。
途中お客様にもお会いするので、あっという間に一日が終わりそうです。
昨日、母から「マスク届いたよ」と電話がありました。
今頃!?とびっくり。
「こんな豪華なの?すごいじゃん。売りものみたい。全然違う」
あまり褒めない母が褒めまくりでした。
そろそろ皆さんに届いているかと思うのですが、頼んだのに届いていないという方はお声をかけてください。
お客様で、テレワークでもなく単なる自宅待機となっている方がいらっしゃいます。
友人にもいるのですが「落ち着かない」と。
仕事しなくてもいいの?と不安になるそうです。
そのお気持ち、わかります。
わたし、人生で2ヶ月だけ専業主婦になったことがあります。
いや、家事に専念したわけではなかったので、無職だったという言い方の方が良いかもしれません。
せっかくできた暇な時間に、苦手なパソコンを克服しようと決めました。
まだHPも珍しかった20年前のことです。
お金がかけられないので、参考書を買ってきました。
MOUS(現MOS)の初級と上級の資格を取得。
※当時はWORDとEXCELだけでした。
プログラムが面白くなって、LINUXでOS作りにはまり。
更にネットワークの理解を深めたくてCCNAを取得。
分かる人にしか分からない資格ばかりかと思います(^^;)
あの頃のCCNAは楽でした。
CISCO勤務のお客様から聞きましたら、今はものすごく大変なようですね。
CCNAの時には、さすがに2週間ほど学校に通いました。
60人くらいの中で、女性は私一人。
確か、国が30万円くらいの助成金を出してくれていた時期だったんですよね。
転職ブームだった記憶があります。
後半には他の人たちとも親しくなり、聞いてみたら
「東芝の半導体部門にいるけれど、将来に見切りをつけてやめた」
「IBMにいたけれど、入社以来ヘルプデスクで嫌になった」
とか、皆さん経歴が凄すぎで驚きました。
ちなみに全員が20代後半~30代前半でした。
学校は職業の斡旋もしてくれていたので、合格した翌日に相談の予約をしました。
これから相談、という瞬間に前の職場から電話がきました。
「戻ってこない?」
なぜこのタイミング(゚Д゚;)
返事を保留し、就職相談の席に座って、
「前の職場から戻ってこないかと連絡がきました。お給料このくらいです。ネットワークの世界とどちらが良いと思いますか?」
「戻りなさい!戻ったほうがいい。」
目を丸くしちゃいました。
そんなにこちらの世界には将来がないのですか?
「卒業生の中でやりたいことをやれているのは2人程度だよ。」
「君のインストラクターだった人ね、友達の雑貨屋さんを手伝うために辞めるんだよ。」
「戻ったほうがいい」
うわあ。
結局戻ったのですが、良い会社を辞めて資格に賭けていた同期たちはどうなったのだろうと、今でも時々思い出します。
この2ヶ月のお陰でパソコンの苦手意識がなくなり、今の仕事になっても役立ちました。
サロンの最初のHPはビルダーで自作しました。
パソコンがつながらなくなった時、自分で直せるようになりました。
エステティシャンはパソコンが分からない人が多いので、業者からしたらカモです。
簡単な作業でも数十万とられてしまうのですが、全部断ることができました。
貴重な2ヶ月でした。
さて、もう少ししたら、私にも暇時間がやってきます。
改めて、なんの資格に手を出そうかとワクワクしています
でもですね、やることに追われて時間切れになりそうな確率の方が大ですが(^▽^;)
※20年前のお話なので、記憶違いがあってもお許しくださいね。