少し前のことですが。

お付き合いのある会社の営業さんが、会社を辞めるとのことで挨拶に来ました。

30代後半に差し掛かろうという彼。決して若くはありません。
よくこのご時世に辞める気になったね？と驚きながら言ったら、すでに内定が３～４社あるとのこと。

「すごいじゃん。」
「自分はばかだから、ハートを語ったんです」

短い面接時間で伝えられることなんて限られています。
自分の情報は履歴書に書かれています。
あと伝えるのはハートだけ。ハートしか伝わらないと。

結果は彼の内定数が語っていますよね。
「おめでとう。頑張ってね」と握手をして別れました。

私がお客様に触れ合えるのも短い時間です。
ハートは伝わっているのでしょうか。
伝える努力は足りているでしょうか。

「ハートかあ」
あれから何度もつぶやいてしまっています。

「気持ち」を見直す良い話が聞けました。

おまけ

彼は今回、化粧下地、化粧水、ファンデ、パウダーを持参してきました。
「試して下さい」
と言われたので左頬にメイクしてもらいました。

終わってみて、浮かない表情の営業さん。
鏡をもらってみてみると、素肌にパウダーをしただけの右頬の方がきれいです。
左頬は、明らかに「化粧してます！」という感じの肌。

リセラ肌の勝ちでした(^▽^)