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カウンセリング
道を歩いていたらエステの勧誘に会いました。
「今時間ある?すぐそこでエステをやっているんだけど」
買い物袋にネギを入れて歩いていた私。
その場でエステを受けに行くと思うのかなあと疑問です。
「あら、お顔真っ白ね」
ふふ♪エステの勧誘でいつも言われます。
「でも、ここ。ニキビ跡がひどいわね。エステだときれいになるわよ」
がーん。
どうして見知らぬ人にいきなり痛いところを指摘されなければいけないのでしょう。
しかも道の真ん中で大きな声で。
でも日本人な私は怒ることができず、薄く笑って無言でその場を去りました。
一言、いっちゃえば良かったかな。でも言えない。
カウンセリングで気を付けていることがあります。
まず、肌をじろじろ見ない。
私はニキビの場所に相手の視線が落ちるだけで「ああ・・」と心がシュンとします。
気になるところは見られたくないものです。
「見る」時には「お肌を拝見しますね」とお断りするように気を付けています。
そして、相手が声にしない悩みを自分から指摘しないようにしています。
お顔がシミだらけだって、気になるのはたるみだけという時もあります。
たるんでいたって、気になるのは目元のしわだけだったりします。
これも私の体験ですが、15年ほど前でしょうか。
目のくまが気になってエステに行きました。
「目のくまが・・」
「目のくまねえ。これ難しいのよ。それよりあなた、ニキビでしょ。かわいそうに」
これも、ガーン。
別のエステへ行ったときはカウンセリングもなしにベッドへ誘導されて
「あ、カウンセリングするの忘れていたわ。でもあなたニキビでしょ」と決めつけて施術。
分かっているけれど、ズバリと言われたくないものです。
カウンセリングの流れでどうしても触れなければいけない時には、話題にします。
お悩みとの関連性があるときにも話題にします。
でも、なぜそのトラブルを指摘するのかを説明するようにしています。
エステってお客様の悩み=仕事です。
仕事熱心な人はそこに目がいって当然だと思います。
でもお肌の悩みってとてもデリケートなもの。
おいそれと踏み込んではいけないものです。
自分が悩みが多かったので、その辛さが深くしみついています。
肌が弱いエステティシャンで良かったと思います。
時々ですが、他店でのカウンセリングでぼろぼろに言われて悲しかったというお客様がいらっしゃいます。
数名ですが、話しながら泣いてしまった方もいます。
道端で勧誘のエステも経営やらノルマやらで大変とは思いますが
いたずらに女性の気持ちを傷つけないで欲しいと思います。
エステは肌をきれいにするところですが、
気持ちもほこっとさせてあげられる場所でなきゃです。
なんて偉そうに書きましたが、私もまだ未熟者。
知らず知らずにお客様を傷つけていることがあると思います。
女性のお肌を扱うお仕事、一瞬たりとも「心」を忘れてはいけませんね。
上記のお話は初めてご来店のお客様のお話。
長いお付き合いのお客様には、突っ込みを入れることあります。
「あら!どうしたんですか」とか(笑)
許してくださる関係ができてから、ですね。
それから文中でわかるとおり、
1月に私を悩ませたあご回りニキビ大量発生事件は終盤。
今はニキビ痕との戦いです。
真面目にお手入れすれば早いのですが・・。
自分にダイヤモンドピールやる暇とか、なかなか。すみません。