048-259-5104

埼玉県川口市栄町2-1-25 神谷栄町ビル7階

JR川口駅にあるエステサロンFD。脱毛・光フェイシャル・腸セラピー・リンパケアなどのエステコースをご用意しています。Dr.Recella取扱店です。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

048-259-5104

埼玉県川口市栄町2-1-25 神谷栄町ビル7階

Banner text accent

Column

槍ヶ岳(登山編)

キーワード検索

月別アーカイブ

槍ヶ岳(登山編)

行ってきました!
大人気な山というのが納得です。
とても楽しい登山でした。
お休みをいただいたお礼とお詫びを込めて、ご報告いたします。
美容の話は「美容編」をご覧ください。
画像は携帯の方の負担を減らすため、解像度を相当落としています。

5時20分に上高地に着きました。
一日目は台風の影響が残って終日雨。
でもこの台風が3つの恩恵をもたらしてくれました。

まずは出発です(晴れの写真は2日目のものです)。

恩恵その1。
台風のために団体ツアー客がほぼキャンセルになっていました。
大人気コースなのに、コースも宿もとても空いていました。
静かな登山です。


おこじょの子どもがいてお花畑で走り回っていました(見えますか?)。

上高地から7時間ほど歩いて、やっと目指す槍ヶ岳が見えてきました。

真ん中が槍ヶ岳山頂、左手に本日泊まる宿があります。
ここから宿まで1キロほどなのですが、3時間ほどかかりました。
今晩は宿で休んで、明日夜が明けたら頂上アタックです。

夜は倒れるように眠りこみ、4時に目が覚めました。
外に出ると満点の星!もうオリオン座が輝いていました。
台風の風が残っていてすごい風。
一瞬のうちに真っ白のガス、次の瞬間には星空。
不安定な天候です。

ガスが晴れるのを待って6時半頃に山が見えてきました。

晴れました!出発です。

登山コースはこんな感じ。

長いはしごを登ったり。怖いよ~

泣きそうです。
どこが初心者コースなんだか。

宿でお部屋が一緒だったご夫婦と一緒に登ったのですが、
奥さまが「もうやだー」と本気で泣いていました(ちゃんと最後まで登りましたよ!)。

台風の恩恵、その2はここでありました。
視界がガスで真っ白。
下が見えないので高度感を感じられず、怖さが少し軽減されました。

頂上です!!
時計の高度計が3180mを。日本で4番目の高さです。
(寒さで指が震えてピンぼけです)

槍ヶ岳の頂上は狭くて有名。とがっている山だからこそですね。
全景はこんな感じのL字型。
右の端に祠があります。

頂上を共有した10人ほどの人たちとは、あっという間に仲良くなりました。
同じ目的を果たした者同士の結束感ですね。

今回ツレの旦那さんは私から遅れて頂上に登ってきました。
「旦那さんは初登山、初北アルプス、初槍ヶ岳なんですよ」と話していたせいか
旦那さんが登りきった瞬間、皆が拍手でお迎え。
見知らぬお兄さんに記念写真を撮ってもらい、「おめでとう」と握手をされていました。
きっと楽しい思い出になったかと思います。

台風の恩恵その3!
珍しいブロッケン現象に出会えました。

写真はもう薄くなってきてしまいましたね。
キリに自分の影が映るのです。頭の部分に虹。
槍ヶ岳は起きやすくて有名ですが、まさか見られると思いませんでした。
皆で「おーい」と自分の影に手を振って大騒ぎしました。

「小槍」もガスの中で見えました。
♪小槍のう~えでアルペン踊りをさあ踊りましょ。の小槍です。

右側の頭が平らな岩。頂上に来ないと見られません。

ここでさーっとガスが切れました。
周りの山々も綺麗に見えます。
遠く富士山まで見えました。感動です!!

これだけ苦労したけれど、降りなくちゃ。

下りも怖い・・。
落ちたら奈落の底。ちょうどガスが出てホッ。
3名の方が先に降りています。

無事に降りました。
旦那さんとハイタッチ。おめでとう。

さて帰ります。
お知り合いになった皆さんに「またどこかで」と別れを告げて降り始めました。
槍ヶ岳は本当に素晴らしく、楽しく、何度も振り返ってしまいました。
名残惜しくて仕方ない。絶対また来ます!

ところが1日目の登りで体のキャパをオーバーしたようで・・
下り始めて早々に膝を痛めてしまいました。
よほど無理をしたのでしょう。
ちょうど旦那さんも足を痛め(運動不足?)、超スローペースで降りました。

16時を過ぎると山は薄暗さを感じてきます。
この時間に歩くのは初めてです。
夜は動物が主役。鳴き声が多くなりました。
この中に熊もいるのかなあと嫌な雰囲気を感じ、歩みを早めました。

疲れもピーク、足もひきづっているというのに、旦那さんがすごい元気。
大きな声で歌ったり、「元気出せ」と掛け声を求めたり。
しばらく行った後に聞いたのですが「ぐるるる」という太い鳴き声を聞いたそうです。
熊かと思い、慌てて大きな声を出し始めたとのこと。
私が嫌な雰囲気を感じた場所でした。
いたのかな・・。

更にしばらく行くと、猿10匹くらいに囲まれました。
ずっと追いかけてきます。
野生の猿は怖いです。逃げたいけれど足は痛い。
でも猿がいるということは熊は消えたはず。
そういう意味では安心しました。

17時半のバスに乗って帰路へ。自宅着は23時。
お疲れさまでした。
「また行きたくなった」と旦那さんの感想。
その一言を待っていました。
翌日には激しい筋肉痛に苦しんでいました(笑)

槍ヶ岳最高でした。
行って良かったです。
お休みをありがとうございました。